テレビやネットニュースでよく耳にする「ナフサ不足」。 ところで、「ナフサって一体何?」という方も多いはず。そこで今回は、経済産業省の公式サイトに掲載されている記事をピックアップしてみました。まずはご一読ください。
ナフサは、原油を精製する過程で得られる軽質の石油製品です。
ナフサを高温で分解すると、エチレンやプロピレン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの基礎化学品ができます。さらにこれらを加工して、ポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニル、溶剤などの製品がつくられます。
たとえば、トルエンからは塗料に使われる溶剤(シンナーなど)が、キシレンからはプラスチックや合成繊維に使われるポリエステルがつくられるなど、材料によってできる製品が異なります。
ただし、化学反応は一度進むと元の材料に戻すことがとても難しく、一度つくった製品をナフサ由来の材料やナフサに戻すことは簡単ではありません。トルエンからできるシンナーなどの溶剤を、自由にプラスチックの原料であるキシレンに戻すことは難しいのです。これは、小麦粉からショートケーキを作った後に「やっぱり材料に戻してクッキーやラーメンを作ろう」としても簡単ではないのと同じです。
このように、ナフサは、ペットボトルやプラスチック容器、包装用フィルムや袋など、私たちの身近な化学製品へと姿を変えていく、とても重要な材料であることから「石油化学のコメ」と呼ばれています。
引用元:経済産業省 https://journal.meti.go.jp/keizaiword/46232/
ということで、石油化学の「コメ」と言うくらい、非常に重要なものであることがわかる。ナフサ自体は、その約6割を中東やアメリカなどからの輸入に頼っているようだ。
包装用フィルムや袋を必要とするナショナルメーカー各社が本件を受け、モノクロのパッケージに変更しているのはご存知の通り。まさか「かっぱえびせん」がこんな姿になって陳列される日がくるとは、誰が想像しただろう。

アメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃および海上封鎖は、戦闘終結に向けた覚書の署名により一旦終結。ホルムズ海峡の封鎖リスクは解除されましたが、イランの核開発など、中東との関係にはまだまだ問題が山積みのようであり、アメリカ、トランプ氏が次にどんな行動に出るかは予測不能である。
✒️編集部 Kazohara