”透明”から世界を見通す展覧会。川端健太×高山夏希による 2人展「透明な交点」を6月17日(土)より開催

art

”透明”から世界を見通す展覧会。川端健太×高山夏希による 2人展「透明な交点」を6月17日(土)より開催

アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」が運営するコマーシャルギャラリー GALLERY ROOMAにて、2023617日(土)より新進気鋭の画家・川端健太高山夏希による2人展「透 明な交点」を開催。

本展では、”透明”がひとつの着眼点となっており、そこから視えるそれぞれの独自の世界の捉え方が透けてみ えてくるのではないでしょうか。 ディティールに対する徹底したこだわりが際立ち、緻密な筆致と繊細で深みのある表現が共通する両者。しかし 作品を通じて視ている世界の方向性や思想は異なります。

川端は、1994年埼玉県出身。2019年に油画専攻首席、美術学部総代として卒業後、現在は東京芸術大学 美術研究科油画技法材料研究室の博士課程に在籍中。これまで現代的な視覚体験や感覚、個人の記号化、そしてインターネットの普及に伴う多様なコミュニケーションに注目し、絵画彫刻を制作してきました。

川端健太 出展作品《untitled》
川端健太 出展作品《untitled》

一方、高山は1990年山口県出身。2016年に東京造形大学大学院 造形研究科美術専攻領域を修了。アクリル絵の具を流れる粒子のように物質的な状態として扱い、積層して彫刻刀やカッターの刃などを⽤いて 削り出すなど、 平面を主な媒体としながら、触覚的あるいは彫刻的ともいえる⼿法を用いて制作をしています。

高山夏希 出展作品《water mirror_23》
高山夏希 出展作品《 water mirrorの習作_01 》

透明と言えど、作品の透明性も独自の解釈が異なる二作家。

水とガラス、共通のファクターとなる“透明”から世界を見通す作品群は、どのように私たちの現実世界へと交わり接する点となって働きかけるだろうか。自然の中に潜む微小な世界に目を凝らし、光と影の変化、存在する美、想像的な視点を、是非ご堪能下さい。

<川端健太×高山夏希2人展「透明な交点」>
会期:2023年6月17日(土)~7月23日(日)
会場:GALLERY ROOM・A
住所:東京都墨田区本所2-16-5
KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 1Fストレージ
開催時間:08:00〜23:00
休館日:会期中無休
観覧料:無料


川端健太 Instagram
高山夏希 Instagram


HOT KEYWORD

WRITER

blazevy

BLAZEVY

SHARE

RELATED

SPECIAL CONTENTS

RECOMMEND