Maika Loubté、ボーカル&アナログシンセのみで再構築した「Flower In The Dark [Synthesized]」のミュージックビデオを公開
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『Lucid Dreaming: Synthesized Symphony』は、2021年にリリースとなった最新アルバム「Lucid Dreaming」を、ボーカルとアナログシンセサイザーのみで実験的にアルバムを再構築した作品。
有機的なアナログシンセサイザーのシンフォニーをイメージして、音符のみ(ビート無し)での表現を探究したという本作は、一発録りの弾き語りも収録されており、いつもより身体的な音楽表現にもトライ。楽曲が本来持つエネルギーのようなものを原始的に感じることのできる作品となっている。
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レコーディングの様子を完全再現したという「Flower In The Dark [Synthesized]」のミュージックビデオは、Maikaがいつも制作を行なっている自宅ガレージ隣接のスタジオで撮影されたとのこと。本アルバムがどのようにレコーディングされたかがわかるビデオとなっており、手弾き一発録りの緊張感も伝わってくる。ざらつきと温かみのある映像の質感も作品の雰囲気を表している。
この曲の主な使用機材は1983年の名機とも言われるアナログシンセサイザーRoland JX-3P / PG200、マイクはBlueのBaby Bottleとのことで、音の質感にも注目だ。
<Maika Loubté コメント>
全楽曲0からミックスまで作り上げたアルバムの音を、ヴォーカルとアナログシンセだけで再構築するというのは、以前からやってみたかったことで、興味本位で自分からはじめた挑戦でした。はじめたはいいけど完成まで持っていくのは想像以上に大変でした。私が参加していたシンセカルテット「Hello, Wendy!」の存在も、いまは活動休止中ですがこの実験を後押ししてくれました。「聴いてみたい」という欲望のままに今年2月ごろ毎日スタジオに籠もってシンセばっかり一人で録って、変態だったなと思います。修行のようでもありましたが納得のいくものができました。
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