一直線に伸びている長い歴史の先頭に自分たちがいる
お久しぶりです。永野麻尋です。
5月の初めにベルリンとブダペストに行ってきました。
Kendrick lamar の新曲が出ましたね!スペイン人の女の子と旅行中楽しみにしながら、レコード屋さんを回っていました。今は聞きながら、そしてしびれながらこの記事を書いています。(笑)
さておき、今回は6日間の旅行について書こうと思います。
アムステルダムの空港から、フランスを経由してブダペストへ。カテドラルを見に坂道を上った後、現地ハンガリー料理を食べながらスペイン人の友達の子たちが政治、音楽、映画について楽しそうに話してくれた。日本のカルチャーの要素を取り入れたアーティストのMVも見せてくれた。
ブタペスト滞在の2日間は、夜遅くまでみんなでおしゃべりして朝10時くらいに起きてベランダでコーヒーを飲み、昼過ぎからランチがてら観光に行くという感じだった。
アパートメントは伝統的な建築スタイル。ベランダで風にあたりながらkendrick lamerの話から、90sヒップホップカルチャー、80s、70sのロックミュージック、アムステルダムのテクノミュージック、スペインで人気のレゲトンの話と、現地の雰囲気を味わいながらのんびりとカルチャートーク。
話していた子が、「私の家と似ている、小さいときにお父さんによくレコードで音楽を聞かせてもらっていたのを思い出す。ずっと流れていたから聞かざるを得なかったんだけど(笑)今はとてもいい影響を与えてくれたって分かる。ブラックライヴズマターが起こったときもブラックカルチャーに触れてきて、音楽を聴きながらきたからこんなにクールな人達なのに!って思った。」
ドイツでの滞在ではベルリンの壁やチェックポイントチャーリー、ユダヤ人虐殺のメモリアル、ブランデンブルク門、ベルリンカセドラルを見にいった。ドイツの雰囲気は他の国と違って落ち着いていて、空気、建築物が冷たく感じた。歴史、自然、何も消さずに凛とした空気が漂っている感じが好きだった。
最終日に友達がカバンを盗まれた。その子がアパートのカギを持っていたので朝5時くらいにアパートに帰ったが入れない、、、結果、階段でみんなで寝た。(笑)
その女の子は財布もパスポートもとられたのに鍵のことをみんなに謝った。その子の手をつなぎながら、自分がとられていたらと、、、想像してみた。自分だったら最初に財布のこと考えるな(苦笑)と思ってもう一度手を強く握り直しながら寝に入った。
たくさんの歴史にふれ観光もでき、非常に勉強になったけど、結果旅ってものは、ハプニングや一緒に行動した友達や会話のほうがよく覚えている。
一方で現地で感じた歴史的建造物や空気は、一直線に伸びている長い歴史の先頭に自分たちがいる、と改めて感じる事ができた。