街の香りに足を止める。深川資料館通りの誘惑
東京都現代美術館を背に深川資料館通りを歩いていると、香ばしい香りに出会う。歩道に人が集うその先にあるのは、焼き鳥店「鳥満(とりまん)」だ。店先のベンチで焼き鳥を頬張る人々を横目に進む時間は、この街ならではの贅沢なプロローグである。

一軒の書店「smokebooks」
「鳥満」のすぐ隣、ふと目に留まるのが書店「smokebooks」だ。新刊から古書、洋書までを縦横無尽に取り扱う店内には、海外の絵本や雑誌、ギフトカードが並ぶ。買取も行っているというこの店は、ただの本屋というより、街の知性をストックするアーカイブのような存在。次訪れる際は、時間を忘れて棚を隅々まで眺めたい、そう思わせる引力がある。Instagram


18:00、酒場の聖地「だるま」へ
今夜の目的地は、深川を代表する老舗居酒屋「だるま」だ。暖簾をくぐれば、熱気に満ちた別世界。象徴的な「コの字型」カウンターを囲む人々の活気と、壁一面を埋め尽くす品書きの数々に圧倒される。
「だるま」の魅力は、その圧倒的なメニューの幅広さと確かな味にある。鮮度抜群の刺身から、香ばしい焼き鳥、レバニラ、さらには焼きそばやおにぎり、グラタンまで。ジャンルを超越したラインナップのすべてが「うまい」のだ。 平日は16時、土日祝は15時から。早い時間から「昭和」へとタイムスリップし、酒と肴に身を委ねる。これこそが、この街で過ごす一日の、最高にクリエイティブな締めくくりになる。※水曜定休日 (食べログ情報)



編集部 Kazohara