ドコ行く?AIRPAQ  〜熱海編〜
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ドコ行く?AIRPAQ 〜熱海編〜

ドコ行く?AIRPAQ 。
今回は、モデルの佐々木くんをご紹介。
相棒のバックパックと過ごす 1泊2日旅行に密着。
日常の延⻑として身軽でゆるりと過ごす
ご近所旅へいってきます!

<AM 10:00 東京駅>
しばしの間、東京には別れを告げ、今回向かうは静岡県の熱海へ1泊2日のぶらり旅。熱海へ行くのは初めての佐々木くん。 そんな日常からはみ出し冒険するときだっていつもの相棒がいるから安心。頑丈でよごれもつきにくいし、なんていったって両手が空くから自由な旅に最適だ。

持っていた本でも読みながらゆっくりまったり。流れる景色に身をゆだねていると、あっという間に海が見えてきた。もうすぐ熱海。

どんなところかドキドキわくわく。

<AM 11:00 熱海駅に到着>
ついて早々、熱海は熱気がすごい。 このまちのシンボルでもある仲見世通りにはたくさんのひと、人、ヒト。 いろんな人の話し声がまるで音楽みたいに楽しい。 こうしてゆっくりあるいているとあたりまえだった声や音、においがどんどん流れ込んでくる。 これはいい旅になりそうだ。

熱海街の定番、温泉まんじゅうを探していたら、なんとちょうど残り一個。ラッキーだ。なんだか得をした気分で饅頭をパクり。熱海というまちの空気もあいまってなんだか特別な感じ。旅行に行くとついつい目移りしてしまう。あれもこれも、と思っていたらあっという間におなかいっぱい。

 <PM 15:00 素泊まり宿 瑞宝荘>
次に向かうは旅の主役、お宿にチェックイン。
今回はレトロな外観が心くすぐる瑞宝荘というお宿に宿泊。熱海駅から徒歩5分という好立地に加え、部屋からはなんと海が見える。 普段は見ることができない海を好きなだけ見られるなんて、まるでちがう国に来たよう。

宿には僕以外にも団体のお客さんや海外のお客さんもいた。僕が夕飯のお店選びに悩んでいると、瑞宝荘の名物女将がおすすめのごはん処やスポットを教えてくれた。お客さんみんなにせっかくきたのだから熱海を楽しんでほしいと海外の方にも身振り手振りと、翻訳機を駆使して頑張っているらしい。きっと女将のその心遣いがこのあたたかさと心地よさを生んでいるのだろう。熱海には僕の知らなかったものがたくさんだ。

そんな女将の優しさに触れたら、なんだかやる気が湧いてきた。今度の仕事のために、2Fカフェスペースで少し勉強を。資料を読んで作成して、気づけば家よりもはかどってる。

<AM8:30  2日目の朝>
朝、窓から入る日の光で目が覚めた。遠くに見える海がキラキラ光っていてもっとよく見たいと思い、いつものボトルと読みかけの本を持って、宿の屋上に。遠くにみえる海が眩しく、背伸びして深呼吸をするとふんわり磯の香り。ゆっくりできる朝の時間はやはり特別だ。

<PM 14:00> 
瑞宝荘を後にして熱海に来たら行ってみたかった「café KICHI」へ。
ガラス扉から見えるのは名前のごとく秘密基地のような空間。ゆっくりと扉を開けると木の温かみ溢れる内装とふわっと甘いおかしのかおり。

思わずため息がこぼれるくらいかわいいお菓子たちに甘党な僕の目は釘付け。

ここcafé KICHIでは地元静岡の食材を使用した自家製スイーツと注文を受けてからいれるハンドドリップのコーヒーがおすすめらしく、ぜひ一度来てみたいと思っていた。

優しい日差しが印象的な2Fでは、場所ごとに光の量が異なりなんとも幻想的。窓際の席を選び、来る前から絶対に食べようと決めていたシフォンケーキを注文。

出てきたシフォンはふんわり柔らかく、おもわず口が緩む。コーヒーはすっきり飲むやすく、あたたかい日差しとマッチしてなんともいえない満足感が僕をつつんでくれた。食事を楽しむというゆっくりとした時間の流れ、それを感じられる心温まる空間だった。

<PM15:30>  
カフェを後にし、いよいよ旅の締め。
せっかくならと熱海駅前にある天然温泉を利用した足湯へ。

熱海のまちには坂が多く、たくさん歩いて疲れた足を癒してくれるこの足湯は連日多くの人で賑わっているそう。近くの自動販売機でタオルも売っていて、気軽に利用できた。

温度もちょうどよく、目をつむると、ここが駅前であることを一瞬忘れてしまう。

いよいよ旅もおわり。足湯のおかげで足取りも軽く東京へ

<PM17:00> 東京駅到着

1泊2日の熱海旅行もこれにておしまい。熱海は日常の僕を満たすパワーと癒しであふれていた。新幹線で小一時間の近所旅。安心して楽しめたのは相棒のAIRPAQがいてくれたから。

これからも僕と相棒の旅は続く。

今回着用したアイテムはこちら


Model:佐々木 涼(Instagram
Photo:中村 真(Instagram
Direction / text:酒井 彩花

<撮影協力>
素泊まり宿 瑞宝荘 website
CAFE KICHI websiteInstagram


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BLAZEVY