「自分らしさ」って明確にできるもの?
自分とは何者?
InstagramやTiktokなど、視覚的なメディアが10〜20代の間では主流なコミュニケーション媒体である現在、「自己ブランディング」が以前より強く意識されるような世の中になったのではないか、と私は思います。他の言い方をすれば、芸能人でなくても、写真や動画を通して個人個人が、「この人といえばこれ!」といったイメージを簡単に発信することができるようになった。つまり、まるで誰もが「自分らしさ」をはっきりと持っているかのように錯覚しやすい時代になったと思う。だからこそ今までよりも若く、早い段階で「自分は一体何者だろう?周りの人からどう見られていて、どう見られたいだろう?」と考えさせられる機会も増えたような気がする。
SNSや個人ブログを周りからの認知を目的にする場合は、自己ブランディングは戦略の一つなので大事だと思いますが、今回は特にそのような目的ではない場合の、日常の中での「自己」の捉え方についてお話しします!
悩んだ時に思い出して欲しいこと①
あまりにもブランディングが上手にできている個人や、得意分野を発信している人たちが日常的に使うアプリに出てくるから、軽い気持ちで携帯の画面を眺められる日もあれば、その日の気分によっては自分はどうしたらそうなれるだろう?と考え込んでしまう日もあるんじゃないかな。そう悩んだことのある人に伝えたいのが、自分として存在しているだけで充分「自分らしさ」を発揮しているということ。だって、 自分と全く同じ過去や経験、考えやスキルを持っている人は他にいないから!色んな要素が組み合わさって、融合されている自然体でいるだけで「自分らしさ」はすでに誕生してる!一人一人感性は違って、それを発信するだけで「自己ブランディング」に繋がります!
悩んだ時に思い出して欲しいこと②
私たちは、価値が前もって決まっている商品やモノではなく、経験や知識によって常に進化している流動的な存在。目に見える部分、例えば外見だけじゃなくて、目には見えないセンスや好みだってどんどん変わっていく。そんな自然な現象を「自己ブランディング」を確立することに執着するあまり、実際の自分が感じていることと周りに見えている自分との間に乖離が起きては、伝えたいものが周りの人に伝わるどころか、自分自身がどんどん混乱していっちゃうと思うの!
だからこそ、「自然体でいるだけで自分はオリジナルであり、自分にしか発揮できないバリューを持っている」ということを忘れないで欲しい。こんなことを思い出しながら私自身も日々飛び交う「自分らしさ」という言葉と付き合っていきたいなって考えています!
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