鉄を叩く彫刻家、多和圭三の個展が原宿のStandByとB1_Storageで開催

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鉄を叩く彫刻家、多和圭三の個展が原宿のStandByとB1_Storageで開催

B1_Storageでは彫刻家、多和圭三の個展を開催。本展では旧作、新作を含む立体作品9点と黒鉛を用いた平面作品24点、鉄粉とインクを紙に染み込ませた半立体の作品5点を発表。

1970年代よりキャリアを持つ多和圭三は、40年以上鉄という素材と向き合い、素材の声に耳を傾け、対話を繰り返し作品を制作。鉄の塊をハンマーで叩き続け、その叩いた行為の痕跡を物質の表面に残すことで作品へと変貌させてきた 多和の作品制作は、非常にダイナミックで動的な手法をとりながらも、そこから生み出される作品には日 本人としての控えめで繊細な性質を多分に感じさせます。

Photo by Tadasu Yamamoto

本展の別会場となるStandByではこれまでフラワーアーティスト東信によるインスタレーション作品の展示や、国際的に知られる建築家ジョン・ポーソンによる御影石を用いた新作の展示、フラワークリエイター篠崎恵による生花を用いた作品展示などを開催してきた。

今回の展示では多和の重く静かに佇む9点の立体作品のインスタレーションを公開予定でおり、新たにこの場の景観を変える作品群が現れます。

<多和圭三 個展「奥遠く」>
B1_Storage:2024年5月23日(木) ~ 6月15日(土) 
休廊日:日曜日、月曜日
StandBy:2024年5月23日(木) ~ 6月9日(日) 休廊日: 無し
開廊時間:12:00-19:00
会場:B1_Storage(東京都渋谷区神宮前5-9-25-B1)/StandBy(東京都渋谷区神宮前5-11-1)

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