アーティスト多和田真人による東京初個展 「SPACE OUT」 を開催

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アーティスト多和田真人による東京初個展 「SPACE OUT」 を開催

SAIでは、2月23日(木)から3月12日(日)まで、沖縄出身のアーティスト多和田真人による東京初個展「SPACE OUT」 を開催いたします。 東京はもちろん、沖縄県外初となる本個展では、昨年から今年にかけて制作された新作の他、多和田が 10年以上前に制作し、自宅の倉庫で長く保管されていた作品で構成。

多和田は、20代の頃に訪れたニューヨークでポロック、ロスコをはじめとした抽象表現主義との 出会いから感銘を受けて抽象絵画を描き始めました。描き始めた当初は納得のいくものが描けず一度挫折を経験しますが、元々立体作品を制作していた経緯から、’まだ見ぬ絵画のための額縁を先に制作しよう’と取り組み始めたことをきっかけに、自身が制作した額縁に白いキャンバスをはめて絵画を描くようになっった。以来、多和田は絵画や立体(額)という枠組みを超えて、作品が空間や自分自身にどのような影響を与えるのかという事を考え制作を続けている。

本展覧会の開催に伴い、開催前日である2月22日(水)17:00~18:00には、多和田真人と木村伊兵 衛賞受賞写真家・石川竜一によるトークショーを開催。

TAWATA MASATO, oil on canvas, Untitled, 1000×805×26mm
TAWATA MASATO, oil on canvas, Untitled, 1000×805×26mm
TAWATA MASATO, oil on canvas, Untitled, 1000×805×26mm

抽象絵画と空間。
抽象絵画は、単に絵画というだけでなく、その空間に存在する“状況” ではないかと思います。ご承知のとうり、どの空間にも個性があります。東京で初めて個展を開催するという事は、作者自身にとって今生活している環境とは全く違う“東京の空間” と沖縄で製作された“作品” との「経験した事のない未知の融合」であると思います。未経験の変化、まだ見ぬ可能性が、SAI の空間に新たに生まれると期待しています。

ー多和田 真人

<多和田真人「SPACE OUT」>
会場:SAI
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10
RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
会期:2023年2月23日(木) – 3月12日(日)
時間:11:00 – 20:00 (無休)

<多和田真人 プロフィール>

1967年沖縄県生まれ。1990年頃より創作活動を開始、以来25年間一度も沖縄を離れることなく 制作を続けてきた。多和田の作品は平面や立体というメディウムを超え、表層から放たれる粒子が空間そのものに影 響を与えているような作品を制作。 定期的に沖縄県内で個展を開催。今回が県外での初個展となる。


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