アニメ「Bluey(ブルーイ)」って知ってる?

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アニメ「Bluey(ブルーイ)」って知ってる?

こんにちは、あないすみーやそこです。
「サステナ日記」全10回を通して気候変動にまつわるさまざまなことについてエッセイを執筆していましたが、今年からはサステナブル以外にも関心のあるテーマに沿って、シドニーで暮らしている日常、発見などについてイラストエッセイとして記事を書いていくことになりました。今までにサステナ日記を読んでくださった皆さま、ありがとうございました!

今回はオーストラリア発の子供向けアニメについてです。

わたしの暮らすシドニーでは、至る所でこのわんちゃんキャラクターを見かけます。
「ブルーイ」はアニメーター、ライターであるJoe Brumm(ジョーブラム)と、Ludo studioによって制作されている子供向けアニメーションです。エミー賞のキッズアワードなどを受賞している作品でもあります。

今回は、ブルーイを観てみて、良いな!と思ったポイントを紹介していきます。

①ジェンダーステレオタイプがガチガチじゃない!

ブルーイとビンゴは女の子です。でも、「女の子〜!」感のある表現がされていません。
家族の描かれ方も、母(空港警備員)が仕事のために外出し、父(考古学者)が家で子どもの面倒を見たりしています。
主人公たちが女の子二人なのは、作者さんに実際二人の娘がいることが理由だったり、
よりフレキシブルに働ける父が家にいて子どもたちの面倒をみていたり、とても現実的な世界観になっています。
子供の時に「母は子供の面倒を見るもの」とか「女の子=ピンク」のような先入観がなくなるだけでスタート地点が変わってくる気がします。

②子供たちとひたすら遊ぶ!

ただただ、遊びます。
このアニメのメインのテーマは、想像力豊かな遊びから子供たちが学んでいくことだそうです。
これは作者の娘さんが学校教育に苦戦した結果、遊びから得る学びの重要性に気がついたそうで、
アニメを通し、子供たちを笑わせて、親たちには「子供たちが遊びながら学ぶことができる」と示したかったそうです。
また、幼児教育のリサーチを行なって制作されています。

③オーストラリア感が表現されている!

舞台はブリスベンです。オーストラリアに住んでいるとなじみのある動物たちが登場したり、
家の建築もリアルに表現されているそうです。
そして、言語は完全にオージー英語です。
「ブルーイが人気すぎて、カナダやアメリカの子供たちがオージースラングを話し始めている!」
という記事をみるほどで、このアニメをきっかけにオーストラリアに興味をもつ人々(子ども達)も多いかもしれません。

いくつかのエピソードを見て、そのリアルさに自分がベビーシッターをしていた頃を思い出しました。
とってもかわいくてハッピーなアニメなので、機会があればぜひ見てみてください!


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あないすみーやそこ

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