loin(ロワン)Vol.03 “花”

loin(ロワン)Vol.03 “花”

こんにちは。ファッションスタイリストをしています、榊原瑞希です。
今月のテーマは「花」。

「スタイリングの特徴や何故このスタイリングが良いと思うのか」と聞かれた時、私はいつも服の価値と色、形を重視していると思います。

実家には毎日母が手入れをしたお花が咲いていました。一人暮らしを始めてからも休日はお花を飾ったり何か嬉しいことがあった日にお花を買うことが好きです。

道端にある不意のお花や、私の家にあるお花から色彩が生まれているのではないかと思いました。人工的に作られた物ではないので、表現が難しいところではありますが、そこも好きな理由だと思います。

自分が好きと思えるような物を一つ一つ選び、必然的に愛がないものには目を向けないようにしています。

今回の記事の撮影は自宅で行いました。

自然なものに魅力を感じます。自然光やお花、モデルさんも無意識な表情や力の抜けている瞬間が好きです。スタイリングを組んでいて楽しいよりも、私は写真の仕上がりを見た瞬間が一番楽しいです。

私のスタイリングに赤が多い理由は、単純に好きな色だからです。なぜ赤が好きかと言われると難しいですが、ただ女性が赤を着ると強くて美しいと思うからかもしれません。

私にとって服は、どこか鎧のような守ってくれる強い存在でもあるのでスタイリングする時も意識しているんだと思います。

今回の「花」をテーマにイラストレーターのyurie suzukiさんに花瓶に絵を描いていただきました。優しい空気感のyurieさんの絵と家具が自然とあった時、嬉しい気持ちになりました。

昔に比べ娯楽が増え、ファッションが娯楽と言うよりかは、ほかの娯楽が優先され服への価値観が変わったような気がします。そこで服を娯楽として考える人が減り、衣服と言う消費物として捉える人が増えているのではないかと思います。ただ消費物ではなく、〇〇の良い服をもっと認識してもらい長く使ってもらいたいです。

その為にも何か出来ることを日々模索中です。

詩:ゆうさり
写真:染谷かおり
文章:榊原瑞希
絵:yurie suzuki


loin 〈ロワン〉
“あつめた視点は 秘密基地から
遠いどこかで 受け取るあなたへ”

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“あつめた視点は 秘密基地から遠いどこかで 受け取るあなたへ" 3人の視点をあつめて、loinという言葉の「遠い」「遥か」をめざして。3人の目を通した作品とその連載が、どこか遠くの読んでくださる方や同じく創作をする方へとめがけてもっともっと広がっていくよう、活動しています。

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