BONOBO フジロック伝説のライブから5年 バンドセット+ストリングスの豪華ステージ! 音響と映像、照明が織りなす圧巻の世界観
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BONOBO フジロック伝説のライブから5年 バンドセット+ストリングスの豪華ステージ! 音響と映像、照明が織りなす圧巻の世界観

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夜の森を幻想的に彩るVJとライティングのもと、オープニングナンバーは最新作の大きな特徴であるララ・ソモギのドリーミーなハープとミゲル・アトウッド・ファーガソンがアレンジを施したストリングスを散りばめた「POLYGHOST」。

サイモンは、ベースギターとムーグベースを使い分けながら、新たに習得したモジュラーシンセの繊細に瞬くようなサウンドを加え、よりディープかつエレクトロニックに。そこに抑揚がついたバンドサウンドのオーガニックなグルーヴやホーンのあたたかくソウルな音色を合わせることで、独自の音楽世界を現出。前半から中盤にかけ、セオ・パリッシュ、ムーディーマンに触発されたスモーキーなハウストラック「Shadows」からトリッピーなR&B「Tides」、シネマティックなインストヒップホップ「Kiara」、モロッコの伝統音楽、グナワの要素を織り込んだ「Bambro Koyo Ganda」やカリンバのイントロでお馴染みの代表曲「Cirrus」のようなエスニックなダンストラックまで、バンドは徐々に高揚感を高めながらジャンルや国境を縦横無尽に越えていった。

 そして、後半はサイモンがたった一人でモジュラーシンセのエレクトリックジャムを繰り広げた「Linked」をはじめ、近年のトレンドであるレイヴィーなブレイクビーツやハウスと共鳴。そのシームレスなグルーヴは、大友克洋『AKIRA』のサウンドトラック(芸能山城組)へのオマージュである終盤の「Otomo」でピークへ。ブルガリアン・クワイアのボーカルサンプルとバンドが生み出す強烈なグルーヴは、ホワイスステージにカタルシスをもたらした。

 「破片」や「断片」を意味する『Fragments』は、散りばめられた多彩な音楽要素はもちろんのこと、オーガニック、エレクトリックな要素、ハープやストリングス、サンプルピースなど、ボノボの音楽世界を構成する「破片」や「断片」を指し示している。もちろん、一人一人のオーディエンスもまたその「破片」や「断片」の一部であり、この日のライブが生み出した一体感と共に、サイモン・グリーンは全てが調和したサウンドスケープを鮮やかに描ききった。

文:小野田雄


🔗「Bonobo(ボノボ) 」フジロック2022出演。全英チャートでトップ5入りを果たした話題の最新作『Fragments』 から全4曲のパフォーマンスを人気番組 “KEXP” にて披露

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