昨年の第1弾が即完売した話題のコラボが帰ってきた。テーマは「New American Riviera」。コードレーンのセットアップほか全6型が登場。そしてこのコラボを正しく理解するためには、デザイナー・鈴木大器の素顔を知ることが必要だ。
全国GU店舗およびオンラインストアにて販売開始
オンラインストア先行予約:3月30日〜4月5日(終了)
購入制限:1色につき1サイズ2点まで
4月17日、GUとEngineered Garments(エンジニアドガーメンツ)のコラボレーション第2弾がついに発売される。昨年の第1弾は発売直後に各サイズが完売。今回のテーマは「New American Riviera」。1950年代のアメリカンリゾートスタイルを現代に再解釈した全6型だ。
話題のコラボを本当に理解するには、デザイナーである鈴木大器という人物を知る必要がある。日本人でありながらニューヨークで「最もアメリカらしい服」を作り続ける、この逆説的な存在こそがEngineered Garmentsの核心にある。
鈴木大器とは何者か
- 1962年、青森県弘前市生まれ
- バンタンデザイン研究所卒業
- 1989年 ネペンテス入社・渡米
- 1999年 ENGINEERED GARMENTS設立(ニューヨーク)
- 2008年 CFDAベストニューメンズウェアデザイナー賞(第1回グランプリ)受賞
- NEPENTHES AMERICA INC. 代表
青森から始まった「アメリカへの憧れ」
1962年、青森県弘前市に生まれた鈴木大器は、高校卒業後に大学進学のため上京するが、ファッションへの思いを捨てきれず中退。バンタンデザイン研究所へ入り直した。卒業後は輸入衣料販売会社でインポート商品の販売や、メンズファッション誌のライター、スタイリストなどを経験する。
「中学生になると自分で服を買いたくなる。それでメンズクラブやVANにどっぷりハマりました。16歳まではアイビールック。高校の終わり頃からコム デ ギャルソンばかり着るように。清水さんとネペンテスをやり始めてアメリカもののよさを再発見していった」。後の鈴木大器を形成した、服との向き合い方がここにある。
1989年、渡米。
1989年、ネペンテスへの入社とともに渡米。ボストンやサンフランシスコでのバイイングを経て、1998年からニューヨークへ。そして1999年、ニューヨークでEngineered Garmentsを設立する。バイヤーとしてアメリカのワークウェアやミリタリーウェアを買い付けていた経験が、そのままブランドのDNAになった。
CFDAベストニューメンズウェアデザイナー賞、"第1回グランプリ"という事実
2008年、鈴木大器はCFDA(米国ファッション協議会)によるベストニューメンズウェアデザイナー賞を受賞。後にアレキサンダー・ワン、ロバート・ゲラーらが続くことになる、この賞の「第1回グランプリ」に選ばれた。「ファッション業界のアカデミー賞」とも称されるCFDAアワード。その初代受賞者が日本人だという事実は、意外と広く知られていない。
Engineered Garmentsの哲学
アメリカ人より、アメリカらしく。
Engineered Garmentsの服は、一見すると普通に見える。でもよく見ると何かがずれている。ボタンの位置がひとつ多い。ポケットが左右非対称についている。シームが予想外の場所に走っている。
これは偶然ではない。アメリカのワークウェアやミリタリーウェアを「解剖」し、機能的な論理を保ちながら、着る人の体の動きや視覚的なバランスを現代に最適化して「再構築」する。日本人だからこそできる客観的な再解釈。それがEngineered Garmentsのアイデンティティだ。
Quoteメンズの場合は流行りとかじゃなく、本人のビジョンとオリジナリティーがあると人はついてくる。そして丁寧にモノ作りに取り組むのが大事。もちろんそれでもダメなときもあると思うけど。あとはちょっとラッキーであること。
鈴木大器(WWDJAPAN インタビューより)
GU × Engineered Garments 第2弾:全6型の詳細
テーマ「New American Riviera」とは
1950年代のアメリカンリゾートスタイルをGUとEngineered Garmentsの視点で現代的に再解釈したコレクション。ブラウンとインディゴをキーカラーに、清涼感のある素材と機能性を組み合わせた夏仕様のラインナップ。Engineered Garmentsのミリタリー的なディテールと、リゾートの軽さが共存する。
コードレーンジャケット
¥3,990
¥2,990
キューバシャツ(5分袖)
¥2,990
ドライカノコ クロスネックT
¥1,490
ユーティリティーショーツ
¥2,990
コードレーンジャケットについて
今回のコレクションの中核。コードレーン特有の凹凸感ある生地は肌離れがよく、蒸し暑い季節でも快適。シャツ感覚で軽く羽織れる設計で、背面にボリュームを持たせたシルエットとカフス仕様の袖が、程よい立体感とクラシックな表情を生み出している。
イージーパンツと合わせてセットアップとして着用するのが一番きれいに見えるが、単品でTシャツにあわせても成立する設計になっている。
なぜ3,000円台でこれが作れるのか
Engineered Garmentsの通常ラインは15,000〜50,000円台。それがGUを通じて手に入る。単なる廉価版ではなく、「ものづくりに対する思いが共鳴した」コラボだからこそ、設計のロジックはEngineered Garmentsそのものだという。第1弾のフィールドバックをもとに第2弾は夏仕様になり、より多くの人のデイリーに刺さるラインナップになっている。
買うべきか
コードレーンセットアップは買い。夏のワードローブに確実に居場所がある一着で、単品でもセットアップでも着回せる。ユーティリティーショーツもEngineered Garmentsらしさが最も出るアイテムのひとつ。
鈴木大器が30年かけてニューヨークで築いてきた「再構築の美学」を、3,000円台で試せる機会は今後もそう多くない。発売当日は混雑が予想されるため、オンラインストアでの早朝アクセスを推奨する(オンラインは7:15〜)。
コレクション概要
発売日 :2026年4月17日(金)より販売開始
(2026年3月30日(月)よりオンラインストアにて予約販売開始)
販売店舗:ジーユー店舗およびオンラインストア
商品数 :メンズ6型
価格帯 :1,490円~3,990円
※コレクション全ラインナップおよび各商品の詳細は特集ページよりご確認ください。
予約販売について
3月30日(月)~4月5日(日)までオンラインストアにて予約販売をいたします。 期間中にご購入いただいたお客様には、4月12日(日)までに順次お届けをいたします。
※受付期間中であっても、上限に達し次第終了となります。
※配送状況により、到着日が遅延する可能性があります。