「自分らしさ」ってなに?大学生の私が考える「自分らしさ」の捉え方
「自分らしさ」ってなんだろう?って悩む人はたくさんいると思います。私は12歳にアメリカから日本に帰国してきた時、そして18歳に大学に入学した時に「自分って誰なんだろう?」「私には何ができるんだろう?」って自問自答することがありすごく悩みました。
もちろん自分をこう見せたい!みたいな理想もあると思うし、ある意味見せ方って人生変えられるぐらい大事なことだとも思うんだけど、最終的には正直、自分らしさって、自然とその人から滲み出るものであって、自分だけで決められるものじゃないのかもしれない、って気づいたの。自分ではあまり自信がないことでも、他の人から見たらものすごく大きな魅力ポイントとして感じとってもらえたり!だから人と話すこと、関わることって自分と向き合う時間と同じぐらい大切なのかもって大学4年生にしてやっとわかった気がする。
1人でいると自分はもっとこうでなきゃいけない、とか、これは自分らしくない、って無意識に決めつけちゃうこともあると思う。私は、実際高校から大学1年生の終わりまでそうだった!笑
特に大学では新しい環境になって今までの友達とも離れて、「この環境には自分に合う人がいない」なんて思い込んで1人でいることがほとんどだった。でも「自分に合う」とは?
慣れてない環境や場面に直面したとき、人は拒絶反応を起こす。これはすごく自然なことだと思うの。ただ私みたいにそこで人のせいにして周りをシャットアウトして、1人を選択することは自分で自分の世界を狭めてることになる。自分にとって居心地のいい、慣れた範囲を「自分らしさ」っていうラベルをつけて、「自分らしさ」に当てはまらなければそれを避ける。大学1年の私は「自分らしさ」っていう言葉と感覚を乱用して、世界を広げないことを肯定しちゃってた気がする。
今の私は、慣れていないものに出会ったとき、自分の反応を観察してみるようにしてる。そうすると、こういう一面の自分もいるんだ!こういう感情になる自分がいるんだ!っていう発見に繋がって、その瞬間ネガティブな気持ちよりも、新しい発見ができてよかった!ってポジティブな切り替えができるようになったの。
実際には刺激になる要素が詰まってる日常。自分から踏み出せばいつでも新しい世界が開けるんだと思う。だからあとは、今まの「自分らしさ」だったり、思い込んでる「自分らしさ」にこだわらないで、自分の色々な側面を引き出したり、さらに伸ばしたりする過程自体を楽しめばいいと思う!
だって「自分らしさ」っていうのは常に変化してる柔軟なものだしね!