「Nigel Cabourn」夏の新作「HIGH SUMMER COLLECTION」をリリース!テーマは「MONOTONE」
ベトナム戦争(1965年11月~1975年4月)は戦場を自由に報道でき、多くのジャーナリスト、従軍カメラマン、報道機関の同行が許された戦争であったと言われている。その中でも「報道機関」によるライブでの戦争のテレビ放送が行われており、早期に終戦となるはずのアメリカ率いる南ベトナム側は苦戦を強いられ、その現状がテレビを通して国民に伝わり、反戦感情をあおり、ベトナム反戦運動に代表されるカウンターカルチャーのムーブメントがおこり、その後のヒッピーやウッドストックなどの1960年代の社会運動がおこることとなった。今回は、反戦運動のきっかけとなった情報源のひとつである「テレビ」に着目。開戦年の1965年当時のアメリカで普及しているテレビの色割合は白黒テレビ=93.7%(約5260万台)に対してカラーテレビは6.3%(約330万台)だった。このデータからも当時はほぼ白黒(モノトーン)テレビでベトナム戦争の報道をみており、反戦意識が生まれ、平和を願う人々がいたことになる。よって、「ウッドストック」=「平和への希望、願い」と捉え、本コレクションのデザインソースとしており、「モノトーン」=「平和への感知」として、コレクションのテーマとなった。
OUTER LIMITS
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