「食」の選択肢を広げてくれる居酒屋 #週1vegan
最近、メニューの全てがヴィーガンの「居酒屋 真さか」に行ってきました!感じたことは、ヴィーガンの食事はヴィーガンの人だけが楽しむものだけのものではなくなってきてるっていうこと。そして、居酒屋 真さかは「ヴィーガン生活をしている人の」ではなく「人の」食事の選択肢を広げてくれていると思うの。
ここは渋谷PARCOの地下1階にあって、まるで昔からある居酒屋のようなレトロな外装と内装になってるよ!ヴィーガンのお店って自然を連想させるような木材基調だったり、少し女性客を意識していそうなカフェが(個人的に今まで行った範囲内で考えると)多いような気がするんだけど「居酒屋 真さか」はこんな偏見を覆すような場所でした!
そもそも私がここで夜ご飯を食べることになったきっかけは、ヴィーガンではない友人が「ここの大豆ミートの唐揚げが本当に好き」って言っていたから。普段サステナビリティとか、ヴィーガンライフスタイルについて話すような人ではなかったため、そんな人をヴィーガン食に巻き込んだお店がとても気になった。
メニューやショーケースの中のサンプルや壁に貼られたメニューはごく普通の中華料理屋・居酒屋みたいで、ヴィーガンであることの主張が全くなかったことに驚いた。私は南蛮唐揚げのセットを注文して、本当に美味しかった!中に入ってる大豆ミートは見た目では裂け目もあってまるで鶏肉みたいなんだけど、普段食べなれている鶏肉の唐揚げとは香りが少し違って、衣ももっとザクザクしてたよ!全く同じではないけど、唐揚げを少し進化させたものであって、これはこれでくせになる美味しさ!
普段ヴィーガン食をあえて食べに行くような人でなくても大豆ミートを食べるきっかけを与えてくれて、しかも「これはこれとして好き!」って感じる人を少しずつ増やしていってるお店なんじゃないかな!
さらに、食べている間壁に目を向けてみると「居酒屋 真さかのエシカル宣言10ヶ条」というポスターが貼ってあったの。環境に配慮しているということ、環境に配慮する必要性をカジュアルなお店が宣言することで、環境問題の重要性が日常に溶け込んで発信されていて、より人のこころに届きやすくなるんじゃないかな!
美味しく食事していて、「気づいたら動物製品を一つも使っていないヴィーガンの食事をしていた」って言うぐらいヴィーガン食がより多くの人の日常の中に選択肢として浸透していけば、心地よくサステナブルな取り組みができる世の中に進んでいくんじゃないかな。
このお店は世の中が少しずつそんな方向に向いてきたことを示してるのかもしれない!