ピエール アルディがダウンヒル・スケートボード選手とコラボしたフィルムを公開
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PIERRE HARDY(ピエール アルディ)は、19歳のロングスケートボード・ダウンヒルチャンピン
Felix Bégaud (フェリックス・ベコー)とのコラボレーションフィルムを公開!
2021年8月、標高2800mフランスのボネット峠(Col de la Bonette)で撮影された今回のフィルムでは、 フェリックス・ベコー (Felix Bégaud) が、ピエール アルディのアイコンのひとつである「103スニーカー」 を履いてライディング。
「103スニーカー」は、ピエール アルディのロングセラーモデル「バスケット スニーカー」を彷彿とさせ るデザイン。ベロクロのクロージャーを無くすことでよりミニマルな印象に仕上げています。アイコンのキューブモチーフをエンボス加工した白いラバーソールが特徴で、背面にはロゴを配置。オールホワイトとブラックのキューブモチーフの2スタイル展開で、どちらもグラフィックかつスポーティな美しさをを併せ持っている。
この、103スニーカーは、ピエール アルディ東京(青山店)をはじめ、公式オンラインストアにて発売中。 ホワイト ¥78,200(税込)/ キューブ ブラック (グラデーション) ¥94,600(税込) ※日本展開はメンズサイズのみ。
◉19歳、ロングスケートボード・ダウンヒルチャンピン フェリックス・ベコー/Felix Bégaud インタビュー
Q.フェリックスさん、自己紹介をお願いします。
私の名前はフェリックス・ベコーで、パリ出身の19歳です。10歳のときに父から初めてスケートボードをもら いました。その頃はあまりピンときていませんでしたが、4年後に再びスケートボードを試してみたところ、あ、これだ!と感じました。それはパリのトロカデロからエッフェル塔に向かってライディングしていたときでした。ちなみに、そこで出会った親友が僕にダウンヒル・ロングスケートボードという存在を教えてくれました。
Q.ダウンヒル・ロングスケートボードについて教えてください。
とても技術を必要とするスポーツですが、上達するための正式なクラブやコーチなどの体制は整っていません。私は6年間ロングスケートボードのコミュニティに頻繁に参加することによって技術を上達させ、また素晴らしい人たちに出会うことができました。そこから少しずつスケートボードを使いこなせるようになり、自信がついてきた頃から数々のテクニカルなスポットに挑戦しはじめました。ロングスケートボードのダウンヒルは 私にとって、独特な感覚を感じる唯一無二のスポーツであり、そして私のライフスタイルでもあります。2018年、準備が整ったと感じた私は、チェコのコザコフで開催された初めての世界選手権に参加し、準決勝に進 出しました。翌年2019年、同選手権において500人以上の国際的なライダーの中から私は決勝に進み、3位として表彰台に上がりました。また同年のスペイン選手権では、カタルーニャ州のコル・デル・パルにて優勝することができました。
Q.ピエール アルディとの出会いについて教えてください。
私にとって今回が初めてのブランドコラボレーションです。私は、ロングスケートボード・ダウンヒル・とその唯一無二の感覚を世の中に広めたいと思っていました。
そこでブランドとして魅力を感じていたピエール アルディにインスタグラムを通じて連絡をとり、自分がライディングをしている映像を送りました。それを見たピエール アルディ チームが返事をくれ、今回のコラボレーションが実現しました。パンデミックとロックダウンがはじまる直前だったので、そこからすぐに会って話をする ことができました。彼らのコレクションの中から、スケートボードに乗るのにぴったりのシューズを見つけ、今年の夏休み期間中に撮影を行いました。
Q.撮影時の様子を教えてください。
ピエール アルディチームは、私に撮影のすべてを委ねてくれました。理想的な条件が整うまで数日間待ち、 アルプ・マリティーム地方のボネットへ向かう道中で撮影しました。朝6時、日が昇りはじめ、私は特別な高山の風景の中に世界で一人しかいないような感覚を覚えました。周りには誰もおらず、空気がとても澄んでいました。今回の映像では、スライドテクニックとシューズのどちらも魅せながら、格好良くライディングしようと思いました。また、同時に身体能力の高さを感じさせることと、このロケーションの美しさと静けさも表現したいと思いました。撮影では、時速75キロくらいで走ったので、比較的リラックスして撮影することができました。 斜面の勾配は7〜12%、ターンは長くて均質だったので滑りは完璧でした。
Q.なぜこの場所を選んだのか?
そこは月面のような神秘的な場所で、信じられないような光を放っています。去年も同じルートを走りましたが、電波も通じないような標高2800mでヨーロッパの一番高いところを走る道だったので、空気も澄んでいて世界で自分一人だけが存在するような感覚になれるようなところでした。山頂からニースに向かう道はとても長く24キロまで連続して走ることができます。冬場は道路が閉鎖されるため、アスファルトもとても状態 が良いです。非常にグラフィックかつミニマルで、とてもオープンな、ピエール アルディというブランドにふさわしい空間だったと思います。
Q.今回ライディングで使用した103のスニーカーはいかがでしたか?
今回の走行に備えて、事前にパリでも履いていました。このスニーカーはライディングにも理想的で、履き心地がよく足首をしっかりサポートしてくれます。ライディング中、ボードと地面のわずかな感覚も完璧に伝えてくれます。またソールはボードの上でとても良いグリップの役割を果たしてくれました。